国を誤りたもうことなかれ (角川oneテーマ21) 価格: 740円 レビュー評価:4.5 レビュー数:3 題名は将来に向けての著者の気持ちが込められたものだが、後人としては、 概ね昭和15年から昭和21年にかけての大東亜戦争下の個人体験や、復員後の 昭和23年に大蔵省で税行政の最前線に在った時の回想のほうに惹かれるとこ ろがより大きかった。 この世代に属し、軍隊で幹部候補生、復員後の社会で重鎮として、日本の 歩みを(個人的体験に偏ることなく)知性や社会的立場ゆえの見識や俯瞰的 な視線をもって回想できる方達の肉声が聴けるのも、命に限りがある以上は いたし方ないことであるが、最長でも今から5年間が最 |
忘却の旋律 第11巻(通常版) [DVD] 価格: 6,090円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1 宇宙に漂う「ミトラノーム」に舞台を移して展開する「忘却の旋律」第21話「圏外圏」と22話「ミトラノーム」。地上の上でも無重力の中でも「忘却」らしさが失われない・・・いや、衰えないと表現した方が正しいように思う。けして「カッコイイ」とか見栄えのいい言葉で言い表せるような「らしさ」ではないけれど、独特の突き抜けた感覚が不思議な世界観を生む。劇中には「あるモノ」を皮肉った様なシーンも登場したりで、収まるところを知らない我が道を行く光景が目に飛び込んでくる。 |
忘却の旋律 第2巻 通常版 [DVD] 価格: 6,090円 レビュー評価:2.0 レビュー数:2 これは笑うべきなのか、泣くべきなのか。はた、と困ってしまう。榎戸洋司氏が脚本で入っているせいか、これは「少女革命ウテナ」?と思ってしまうような、正常の理解を阻むエキセントリックな設定、展開。意味不明の演出。学生服の主人公。モンスターがなんとかって言いながら、やって来ました温泉旅館。SFっぽい話なのかと思いきや、やっているのは火曜サスペンス劇場。物語全体の目的は何なのか、メロスの戦士とか言うけども、ボッカが何をしようとしているのかがイマイチつかめない。アイバーマシンって何よ「愛馬」マシン?登場する秘密結社も本人たちはまじめだけど、はたか見れば滑稽すぎる。ほんと、リアクションに困ってしまうのだ |
マーク・トウェインのジャンヌ・ダルク 価格: 2,646円 レビュー評価:5.0 レビュー数:2 一緒に旅をしているような詩情。 どこか、テンポの良い語りは、物語をぐんぐん進めます。 私が気に入ったところは、心理的な駆け引きもあったところ。 そして、愛する友がいたということ。 |
RYU KENICHI―金城武写真集 価格: 2,940円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 映画のシーンを集めた写真集ですが、金城ファンじゃない人も彼の表情、特に「目の演技」に惹かれるでしょう。日本人の父と台湾人の母との間に生まれた彼ですが、身のこなしや表情、演技を見ているとアジア的でもあり、欧米的でもありとまさに「国際人」という感じです。 |
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